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注文住宅の気密性はどうして必要?換気との関係や八尾市の地域情報を紹介

家づくりノウハウ
公開日:2024.08.13
最終更新日:2024.08.13
株式会社プライムライフの家づくり写真
株式会社プライムライフの家づくり写真
家づくりノウハウ
公開日:2024.08.13
最終更新日:2024.08.13

注文住宅の気密性はどうして必要?換気との関係や八尾市の地域情報を紹介

大きな窓がある木目調のリビング
近年増加している、高気密住宅。注文住宅を建てる際に気密性を高めるのは、室内を適温に保つだけでなく、適切に換気して快適な居住空間にする目的があるためです。気密性が低いと、思わぬ健康被害が生じるかもしれません。
そこで今回は、住宅の気密性と換気・空調について詳しく解説します。断熱性との関連性や八尾市の地域情報も盛り込みました。快適かつ健康的な生活を送るためにも、マイホームを建てる際のヒントにしてください。

目 次

注文住宅の「気密性」とは?

高断熱高気密住宅とすきまが空いている住宅の違い
気密性は、住宅の隙間がどれだけ小さいかを示す性能です。住宅に隙間が大きいと室内外に空気が移動しやすく、快適な室温をキープできません。「冬になると隙間風が入って来て寒い」といった状態になってしまうのです。
一方、気密性にすぐれている住宅は、空気の流れをブロック。気密性を高めることによって冷暖房で整えた室温を逃しません。

気密性を表す「C値」

気密性の高さを表すのは「C値」です。C値は、建物の床面積1㎡あたりの隙間の大きさ(㎠)で、値が低いほど隙間が小さく、気密性が高まります。C値に関する国の基準は設けられていませんが、一般的に1.0㎥/㎡以下であると「高気密住宅」と呼ばれます。
なお、C値は設計の段階で正確に計算するものではありません。住宅の実際のC値を調べるには、気密測定を行います。

気密性と断熱性の関係

気密性と関係が深い性能が、断熱性です。断熱性とは、屋根・外壁・窓など「外皮」を通して熱が出入りするのを抑える性能のこと。外皮の内側に断熱材で包み込んで熱の移動を抑制し、外気温の影響を防ぐのです。
ですが、高断熱住宅でも隙間があると空気と一緒に熱が行き来してしまいます。つまり、快適な住宅にするには、断熱性・気密性の双方の確保が欠かせません。

関連して、断熱性はUA値(外皮平均熱貫流率)で示されます。UA値は、地域や基準によってクリアすべき値が定められていることを覚えておきましょう。

>>参考コラム:八尾市の注文住宅で気になる性能とは?地域の特性に応じた家づくりを解説

注文住宅に気密性の確保が必要な理由

指示棒を持つビジネスパーソン男性
注文住宅の気密性が重要な理由は、快適な室温を持続されるだけが目的ではありません。きちんと換気・空調するためにも気密性の確保が不可欠なのです。詳しく見てみましょう。

きちんと換気するため

住宅の隙間が大きいと、あちこちから不規則に外気が入り込んできてしまいます。フィルターを通さず流れてくるので、花粉やホコリも一緒に侵入して家じゅうを舞うことになります。
一方、隙間がほとんどない場合、窓やドアを開けない限り外気の入り口は給気口しかありません。給気口から入る外気はフィルターを経るため、きれいな空気を取り込めます。
ここで注意したいのが、換気量です。気密性が高いにもかかわらず必要な換気量を確保できていないと、室内で発生した二酸化炭素や家具から放出される化学物質が留まってしまいます。汚れた空気を吸い続けることで、体調不良やシックハウス症候群になるリスクも否定できないでしょう。建築基準法でも機械換気設備の設置が義務になっていますが、とくに高気密住宅は換気量を確保して空気を整える必要があります。

参考元:国土交通省|シックハウス対策について知っておこう。

効率よく空調するため

空調の効率を上げるためにも、気密性が欠かせません。お伝えしたように、隙間からは外気と一緒に熱も入って来ます。気密性が低いと、夏の熱い空気が侵入して「冷房をつけても効きが悪い」という事態が起こるでしょう。冷房で冷やした空気も、隙間があれば逃げてしまいます。
しかし、気密性が確保されていれば、快適な室温が逃げていきません。つまり、空調の効率がアップし、光熱費の削減にもつながります。

注文住宅の気密性を高めるポイント

ノートに電球とポイントの単語
続いて、高気密住宅にするポイントをチェックしましょう。

構造・気密部材

住宅の気密性を確保するには、構造内部に断熱材や気密シートを隙間なく埋めることが重要です。また、木材やパネルの接合部分も気密シールなどで処理して、わずかな隙間もふさぎます。とくに、隙間が生まれやすい配管やエアコン、コンセントなどの開口部は、確実な気密処理が必須です。

窓・サッシ

住宅の気密性は、どのような窓やサッシを選ぶかによっても左右されます。引き違い窓は、サッシとサッシの間に隙間ができてしまうので、多く設置しない方がいいでしょう。代わりに、気密性にすぐれている「すべり窓」や「FIX窓」を採用するのがおすすめです。併せて多層ガラスになっている窓にすると、断熱性のアップも図れます。
サッシも、アルミではなく樹脂や木製のものを選ぶとより気密性を高められるでしょう。

建築会社の施工力

建築会社の施工力は、住宅の気密性の度合いに直結します。というのも、断熱材を隙間なく埋めたり、緻密に気密処理したりするには、技術力が求められるためです。つまり、高気密住宅を考える際は、技術や実績が確かな建築会社に依頼することが大切です。さらに、気密測定を実施しているかどうかも確かめましょう。
プライムライフでは、多くの高気密住宅を手掛けてきました。全棟で気密測定を実施し、延床面積約30坪の住宅の場合、0.6㎠/㎡以下を実現しています。

八尾市の気候の特徴と地域区分

近鉄八尾駅前
大阪府の中東部に位置する、八尾市。都市部のすぐそばでありながら、高安山や信貴山などを抱く自然豊かなエリアです。八尾市の気候の特徴と、地域区分を紹介します。

八尾市の気候の特徴

八尾市は、瀬戸内海式気候に属する温暖な地域です。気象庁のデータによると、平年値の年間平均気温は16.9℃。ただし、年間平均気温が2013年は16.8℃、2023年は17.6℃と、緩やかに上昇しています。
また、八尾市の年間降水量の平年値は、1,263.9mm。日本の平均年間降水量は1,718mmのため、若干少ない傾向にあります。

参考元:国土交通省 気象庁|八尾(大阪府) 平年値(年・月ごとの値) 主な要素
参考元:国土交通省 気象庁|八尾(大阪府) 年ごとの値 主な要素
参考元:国土交通省|3-1-1 世界平均の2倍、日本の降水量

八尾市の地域区分

八尾市で高断熱高気密住宅を建てる際は、該当する地域区分で設けられているUA値を確保しなくてはなりません。八尾市の地域区分は「6」です。以下に6地域に該当するエリアが満たすべきUA値をまとめました。
なお、国が定める省エネ基準やZEH基準のほかにも、一般社団法人「20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が提唱するHEAT20基準もあります。

【6地域におけるUA値(W/㎡・K)】


基準/地域区分



6



省エネ基準



0.87



ZEH基準



0.60



HEAT20・G1



0.56



HEAT20・G2



0.46



HEAT20・G3



0.26


参考元:国土交通省|地域区分新旧表
参考元:国土交通省|【参考】住宅における外皮性能
参考元:一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会|住宅シナリオと外皮性能水準

>>参考コラム:注文住宅に必要な断熱性能とは?大阪府八尾市での家づくり

八尾市で高気密住宅を検討する際はプライムライフへ

グレーと木張りの外壁の家
快適な居住空間を実現するには、住宅の気密性を高めておくに越したことはありません。計画的に換気したり、効率的に冷暖房を稼働させるにも、気密性がキーポイントになります。高気密住宅を依頼できる建築会社を見極め、理想のマイホームを実現しませんか。
プライムライフでは、性能の高さはもちろん、デザインやコストパフォーマンスにこだわった家づくりを実施しています。建築家とタッグを組み、暮らしやすさの中に遊び心のあるデザインの提案ができます。八尾市で注文住宅を考える際は、プライムライフへお声がけください。
#大阪府八尾市#注文住宅 #新築 #高気密 #省エネ住宅 #ZEH #HEAT20 G2 #HEAT20 G3

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唯一無二の『土地探し』

私たちプライムライフは、ご家族が安心して快適に暮らしていただける場所であるかを『徹底的に調査』し建築地のご提案をさせていただきます。
建築現場

全棟『耐震等級3』は当たり前。

八尾市・藤井寺市を含む大阪府でも、今後必ず起こるといわれている南海トラフ地震では大きな被害を受けることが予想されています。
また、全国的にも、東日本大震災以降、熊本地震、そして2025年の能登半島地震があり、住宅の地震対策に関する関心はさらに高まっています。
そこで、プライムライフはそういった今後の地震リスクに備えて、全棟で国が定める耐震性能の最高ランク『耐震等級3』を標準仕様とした、地震に対する備えが高い水準の耐震住宅を提供しています。
さらにプライムライフでは、通常の2階建て住宅で採用されている壁量計算という面積と構造の要素だけを見る簡易的な計算ではなく、あらゆる方向からかかる力を緻密に計算して構造の強さを算出する『許容応力度計算』を実施。
建築基準法の1.5倍の強さにあたる、『本当の耐震等級3』の建築に対応します。
高気密施工

『高気密』で快適生活になる。

断熱、換気、大事なことですが、いちばん大切なことは「高気密」です。
気密が悪ければ、本当の断熱性能は発揮できませんし、換気の計画もうまくいきません。
プライムライフ/R+house八尾は、高気密を大切に施工しています。

私たちの注文住宅
私たちの私たちの注文住宅をご紹介します。

天美モデルハウス

建築家とつくる高性能な注文住宅

R+houseでは単に流行のデザインや設備を取り入れるのではなく、飽きのこない普遍的なデザインで、快適性・省エネ性・耐久性を追求し、コストの無駄を省き、身近に、手軽に感じられる価格で「建築家住宅」を提供しています。

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