Report.3

2つのキッチンで遊ぶ家

ご紹介するのは明るいご夫婦と元気なふたりのお子さまが住む、笑顔が溢れる家。「テーマは西海岸風」というご主人のこだわりが詰まった、無骨だけど爽やかで明るさも感じるインテリア。設計プランも、じっくりこだわって自分たちらしさを表現した「ダブルキッチン」が特徴的です。大きなコンセプトから細部にいたるまで、ご夫婦が家族を想い、楽しい暮らしを想像して家づくりに参加してくれたことが伝わる住まいです。

Y様ご家族
ご夫婦+お子さまふたり
場所
奈良市
敷地面積
138.02㎡(41.75坪)
延床面積
98.91㎡

「キッチンから、家づくりを考えました。」

「夫婦ともに料理が好きなのでキッチンを中心につくり込んでいきました。昔から好きだったけど、ここに住んでから料理をもっと楽しめるようになりました」とお話ししてくれたご夫婦。好きなことを思う存分暮らしに取り込んだ、すみずみまでこだわりが感じられる家づくりで完成された住まい。キッチンから望む広々20畳のLDKで、心が解放される毎日が積み重なっていく風景が美しい暮らしです。

シンプルだけど存在感、
その向こうに広がる家族らしさ。

すっきりとした片ながれの屋根に、ネイビーの外壁。そして1色の外壁に絶妙なバランスをとる、玄関を隠すウッドルーバー。間口の広い敷地を有効に活かしたファサードデザインは、家族の個性を象徴する出来栄え。また、この特徴的なウッドフェンスには、夫婦がこだわった「セカンドキッチン」が隠れています・・・

家づくりの中心はキッチン、そして
お気に入りのダイニングテーブルで楽しい時間を。

室内と室外に設けられたキッチン。料理が好きなご夫婦にとってはとても大事なポイントですが、それと同じくらい拘ったインテリアや全体レイアウト。インテリアの中で最もお気に入りとおっしゃる木製のダイニングテーブルには、自然と家族が集まってきます。リビングから見たこの写真も、キッチン〜ダイニングが「絵になる」アングル。

家族の楽しい出来事はキッチンから。

メインキッチンは家族みんなが関われる。

ダイニングテーブルはキッチンに直付けのレイアウトで、子どもたちにご飯を食べさせながら家事をしたり、子どもたちも、楽しそうに料理をするパパママを見て育つ、お手伝いが大好きになる設計になっています。大人ふたりが同時に立っても窮屈にならないよう、システムキッチンは3つ口コンロが横に並ぶワイドタイプをチョイス。調理器具をたっぷり置くためのL型カップボードも備え付けて、好きな料理をもっと家族で楽しむ暮らしをつくりあげました。

玄関横、「おれのキッチン」。

外観のカッコいいアクセントになっているウッドルーバーの裏側にはなんと「キッチン」があります。ご主人がワイルドに魚を捌き、それをそのままメインキッチンに持ち込めるように、勝手口との動線も確保した、計算づくしのセカンドキッチンです。野外キッチンでありながらウッドルーバーがしっかり空間をつくってくれるから、劣化もしにくくいつでも使えるようになっています。

好きな場所だからお気に入りで飾れるように。

使い勝手や広さだけじゃなく、ご夫婦のこだわりはしっかりの「飾り」にも反映されています。L字型のカップボード、ご主人のお手製のDIY収納でしっかりと仕舞えるスペースを確保しつつ、見た目はすっきりお気に入りのものたちの存在感が出るように。

住空間は明るく、気持ちよく。

高天井で明るさと開放感をプラス。

リビングは高く吹き抜けた高天井仕様。天井はキッチンもリビングもウッド調のシートをうまく活用して、開放的でありながら引き締まったデザインに。ライティングはダウンライトを計画的に採用することで、シーリング照明の圧迫感がなく、より空間が広く見える工夫が施されています。

玄関は広々、もっと広く感じる「借景」。

玄関は土間収納タイプで、小さな子どもがいる暮らしには、たくさんの靴とちょっとした遊びの道具も置ける余裕を。趣味の釣竿も魅せ収納になるようアレンジ。また玄関ドアを開けた正面には我が家のウッドデッキが広がっていて、大きなFIX窓で向こうを全開にし、より玄関スペースが広く感じる提案をしました。

玄関〜ウッドデッキ〜リビング。

リビングからそのままフラットに出られるウッドデッキが、玄関からも見えるつながりある空間。前述の玄関を広く魅せるアイデアのひとつにも、そしてメインであるリビング〜ウッドデッキに出て、子どもたちが安全に遊ぶ、ひなたぼっこをする、BBQもできる、家族の遊びの中心になる位置にレイアウトされています。