八尾市の一戸建て住宅にかかる維持費の種類
一戸建て住宅は、家を建てる際にも費用がかかりますが、住み始めてからも維持費がかかります。一般的にかかるのは、以下のような費用です。
・固定資産税・都市計画税
・光熱費
・火災保険料・地震保険料
・メンテナンス費
・修繕費・リフォーム費
八尾市では、具体的にどの程度の費用がかかるのかチェックしてみましょう。
・固定資産税・都市計画税
・光熱費
・火災保険料・地震保険料
・メンテナンス費
・修繕費・リフォーム費
八尾市では、具体的にどの程度の費用がかかるのかチェックしてみましょう。
固定資産税や都市計画税
必ずかかる費用として、固定資産税があります。
固定資産税
固定資産税とは、土地や家屋などを所有している場合に課せられる税金です。固定資産税は、課税評価額(固定資産評価基準に基づき決定される固定資産の評価額)に税率(八尾市の場合1.4%)をかけて算出します。課税評価額は、土地の場合は時価の約70%、建物の場合は建築価格の50~70%が目安です。さらに固定資産税には、以下のような減税措置があります。
【土地における減税措置】
・小規模住宅用地(200㎡以下)は評価額の6分の1
・一般住宅用地(200㎡を超える部分)は評価額の3分の1
【建物(50㎡以上280㎡以下の新築の場合)における減税措置】
・一般住宅の場合は3年間、評価額の2分の1
・長期優良住宅の場合は5年間、評価額の2分の1
※対象は居住部分に係る床面積で、120㎡が限度(120㎡を超えるものは120㎡相当分まで)
※2024年2月時点において、適用期限は2024年3月31日までとなっています。
2022年度の住宅金融支援機構のフラット35利用者データによると、八尾市が位置する大阪府での平均的な住宅規模は以下の通りです。
・土地購入費:2,000万円
・建物価格:3,000万円
・敷地面積:140㎡
・建物面積:110㎡
この規模における固定資産税を、減税措置も含めて計算してみましょう。
【土地の固定資産税】
課税評価額:2,000万円×70%=1,400万円
固定資産税:1,400万円×1.4%=196,000円
減税措置後:196,000×1/6=32,666円
【建物の固定資産税】
課税評価額:3,000万円×50~70%=1,500~2,100万円
固定資産税:1,500~2,100万円×1.4%=210,000~294,000円
減税措置後:210,000~294,000円×1/2=105,000~147,000円
土地と建物を合わせた固定資産税は、137,666~179,666円になります。
・H4 都市計画税
都市計画税は、都市計画や都市区画整備の事業に充てられるものです。都市計画法において、市街化区域にある土地・建物が課税の対象です。都市計画税は、固定資産税評価額×0.3%で算出されます。都市計画税では土地に対して減税措置が取られており、小規模住宅用地(200㎡以下)は評価額の3分の1、一般住宅用地(200㎡を超える部分)は評価額の3分の2になります。なお八尾市では66.3%が市街化区域です。都市計画税が発生する場合、先ほどと同じ規模の一戸建て住宅を建てたとすると、以下のような金額になります。
【土地の都市計画税】
2,000万円×70%=1,400万円
1,400万円×0.3%=42,000円
減税措置後:42,000円×1/3=14,000円
【建物の都市計画税】
3,000万円×50~70%=1,500~2,100万円
1,500~2,100万円×0.3%=45,000~63,000円
土地と建物を合わせた都市計画税は、59,000~77,000円です。市街化区域に属するかどうかは、各自治体に確認しておきましょう。
参考元:八尾市都市整備部都市政策課|八尾の都市計画 令和5年4月
参考元:八尾市|土地の評価方法について
参考元:八尾市|固定資産税・都市計画税について
参考元:八尾市|家屋にかかる固定資産税の減額について
参考元:国土交通省|認定長期優良住宅に関する特例措置
参考元:住宅金融支援機構|2022年度集計表|土地付注文住宅
>>大阪府八尾市の土地価格・相場や価格推移などについて詳しくはこちら
>>大阪府八尾市の住みやすさや注文住宅におすすめのスポットについてはこちら
【土地における減税措置】
・小規模住宅用地(200㎡以下)は評価額の6分の1
・一般住宅用地(200㎡を超える部分)は評価額の3分の1
【建物(50㎡以上280㎡以下の新築の場合)における減税措置】
・一般住宅の場合は3年間、評価額の2分の1
・長期優良住宅の場合は5年間、評価額の2分の1
※対象は居住部分に係る床面積で、120㎡が限度(120㎡を超えるものは120㎡相当分まで)
※2024年2月時点において、適用期限は2024年3月31日までとなっています。
2022年度の住宅金融支援機構のフラット35利用者データによると、八尾市が位置する大阪府での平均的な住宅規模は以下の通りです。
・土地購入費:2,000万円
・建物価格:3,000万円
・敷地面積:140㎡
・建物面積:110㎡
この規模における固定資産税を、減税措置も含めて計算してみましょう。
【土地の固定資産税】
課税評価額:2,000万円×70%=1,400万円
固定資産税:1,400万円×1.4%=196,000円
減税措置後:196,000×1/6=32,666円
【建物の固定資産税】
課税評価額:3,000万円×50~70%=1,500~2,100万円
固定資産税:1,500~2,100万円×1.4%=210,000~294,000円
減税措置後:210,000~294,000円×1/2=105,000~147,000円
土地と建物を合わせた固定資産税は、137,666~179,666円になります。
・H4 都市計画税
都市計画税は、都市計画や都市区画整備の事業に充てられるものです。都市計画法において、市街化区域にある土地・建物が課税の対象です。都市計画税は、固定資産税評価額×0.3%で算出されます。都市計画税では土地に対して減税措置が取られており、小規模住宅用地(200㎡以下)は評価額の3分の1、一般住宅用地(200㎡を超える部分)は評価額の3分の2になります。なお八尾市では66.3%が市街化区域です。都市計画税が発生する場合、先ほどと同じ規模の一戸建て住宅を建てたとすると、以下のような金額になります。
【土地の都市計画税】
2,000万円×70%=1,400万円
1,400万円×0.3%=42,000円
減税措置後:42,000円×1/3=14,000円
【建物の都市計画税】
3,000万円×50~70%=1,500~2,100万円
1,500~2,100万円×0.3%=45,000~63,000円
土地と建物を合わせた都市計画税は、59,000~77,000円です。市街化区域に属するかどうかは、各自治体に確認しておきましょう。
参考元:八尾市都市整備部都市政策課|八尾の都市計画 令和5年4月
参考元:八尾市|土地の評価方法について
参考元:八尾市|固定資産税・都市計画税について
参考元:八尾市|家屋にかかる固定資産税の減額について
参考元:国土交通省|認定長期優良住宅に関する特例措置
参考元:住宅金融支援機構|2022年度集計表|土地付注文住宅
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光熱費や除雪費など生活にかかる費用
生活には、ガスや電気などの光熱費や水道代は欠かせません。総務省統計局が公表している2023年のデータを見てみると、2人以上の世帯の水道・光熱費は、1カ月当たり平均約24,000円。八尾市に隣接する大阪市では約22,000円でした。そのうち電気代が約11,000円、ガス代が約6,900円です。大阪市の水道・光熱費全体の料金は、全国平均よりもやや少なめですが、ガス料金は全国で一番多くなっています。
このほか、雪が多い地域では除雪のための費用がかかることもあります。しかし、瀬戸内海式気候に属する八尾市は、2023年の年平均気温が17.6℃と温暖な地域のため、除雪にかかわる費用はほとんどかからないでしょう。
参考元:e-Stat|家計調査 詳細 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2023年 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 1-1 都市階級・地方・都道府県庁所在市別 二人以上の世帯・勤労者世帯・無職世帯 ※Excelデータ
参考元:気象庁|八尾(大阪府)年ごとの値 主な要素
このほか、雪が多い地域では除雪のための費用がかかることもあります。しかし、瀬戸内海式気候に属する八尾市は、2023年の年平均気温が17.6℃と温暖な地域のため、除雪にかかわる費用はほとんどかからないでしょう。
参考元:e-Stat|家計調査 詳細 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2023年 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 1-1 都市階級・地方・都道府県庁所在市別 二人以上の世帯・勤労者世帯・無職世帯 ※Excelデータ
参考元:気象庁|八尾(大阪府)年ごとの値 主な要素
万が一に備える火災保険料や地震保険料
火災保険や地震保険は、火事や自然災害など万が一の事態から住宅を守るため、多くの方が加入しています。保険料は、保険会社や住んでいる地域、建物の構造によりやや差があります。木造一戸建ての場合、八尾市を含む大阪府では、火災保険料・地震保険料合わせて、5年間で15~23万円程度が相場です。
家を長持ちさせるためのメンテナンス費用・修繕費・リフォーム費
定期的なメンテナンスや必要に応じた修繕・リフォームは、住宅に快適に住み続けるために必要です。メンテナンスの内容は、主に屋根や外壁、バルコニー、防蟻処理など。このほか、住宅設備として、トイレやシステムキッチン、ユニットバス、給湯器なども定期的なメンテナンスが必要です。使用している部材や設備の劣化の状態により多少時期が異なりますが、新築から10年目を目安にメンテナンスするのがおすすめです。故障してしまってからでは、修理までに時間がかかり、生活が不便になることもあるため、定期的な点検を行い、必要に応じて修繕・リフォームを行いましょう。
一戸建てにかかる修繕費は、30年で約500~900万円です。1年間当たり17~30万円程度を準備しておきましょう。
>>大阪府八尾市周辺の住宅ローンをチェック!頭金や団信など基礎知識も解説
一戸建てにかかる修繕費は、30年で約500~900万円です。1年間当たり17~30万円程度を準備しておきましょう。
>>大阪府八尾市周辺の住宅ローンをチェック!頭金や団信など基礎知識も解説
家づくりのタイミングでできる維持費削減の対策
住宅に住み始めた後の維持費は、どうしても必要なお金ですが、可能な限り節約したいものです。維持費を節約する方法はいくつかありますが、ここでは家づくりのタイミングでできる方法を見てみましょう。
省エネ対策
光熱費削減のために、一戸建て住宅を建てるタイミングでできることは、太陽光発電を設置したり、断熱性や気密性の高い素材を使用したりすることです。3~5kWの太陽光パネルを設置するには90~150万円程度初期費用がかかりますが、10~15年程度で元が取れるといわれています。一戸建て住宅に長期にわたり住む予定がある場合は、設置を検討すると良いでしょう。
耐久性の良い資材選び
一戸建て住宅を建てる際には、メンテナンスにかかる費用を考慮して素材や施工方法を選ぶことも、維持費の削減につながります。初期費用がかかったとしても耐久性が高い素材であれば、メンテナンスの回数や修繕・リフォーム費用を抑えられるでしょう。屋根材や外壁材の素材の特徴やメンテナンスについても考慮しながら、資材選びをすることがおすすめです。
定期的なメンテナンスと早めの修繕
修繕費を抑えたい気持ちから、メンテナンスや修繕を先延ばししてしまうと劣化が進み修繕範囲が大きくなってしまう可能性があります。修繕範囲が大きくなると費用もかかってしまうため、気がついたときに早めに対応し、修繕しておくことが大切です。
アフターサービスが充実した施工会社選び
一戸建て住宅にかかる維持費を抑えるためには、アフターサービスが充実した施行会社に依頼するのもおすすめです。施行会社を選ぶ際には、長期点検や長期保証制度が整っているかどうか確認しておきましょう。さらに、相談窓口が気軽に利用できるか、早く対応してくれるかどうかもポイントです。対応が早いところなら、トラブル発生時にも素早く対応してもらえるので安心です。
八尾市周辺での注文住宅づくりはプライムライフへ
プライムライフは、理想的なデザインで高性能な住宅を、手が届く価格で提供している工務店です。断熱性や気密性にこだわっており住宅性能が高いため、空調効率が高く光熱費の削減も叶います。施工時の価格だけでなく、ランニングコストも抑えられる住宅づくりを考えている方は、ぜひプライムライフへご相談ください。