八尾市の住みやすさはどうなのでしょうか。八尾市の特徴や住みやすさに大きく影響する交通利便性について解説します。

八尾市は大阪府の中央東寄りに位置する人口約26万人の都市です。西は大阪市、東は生駒山系を挟んで奈良県に隣接し、北は東大阪市、南は松原市、藤井寺市、柏原市に隣接しています。
大阪市のベッドタウンとして発展し、2018年に中核市となりました。中小企業を中心に技術力と製品開発力を誇るものづくりの街で、全国トップシェアの出荷額である歯ブラシの生産で有名です。
毎年9月上旬に開催される八尾河内音頭まつりでは、市内各所に櫓が立ち、幾重にも広がる踊りの輪へと人々を誘います。

参照元：八尾市「八尾市の概要」

八尾市には、近鉄大阪線・信貴線、JR大和路線、大阪メトロ谷町線が乗り入れており、主要駅である近鉄八尾駅から大阪難波駅まで17分、JR八尾駅からJR天王寺駅まで12分で行くことができます。

JR久宝寺駅からはJRおおさか東線を利用して新大阪駅へ約30分でアクセスでき、また、八尾空港最寄りの大阪市営地下鉄谷町線「八尾南駅」から、大阪の中心地である東梅田駅まで直通で行くこともできます。
このように、梅田やなんばといった大阪市主要地域へも通勤、通学しやすい街といえます。

車で移動する場合は、近畿自動車道の八尾ICから阪神高速を経由して大阪市内に出ることもできますし、第二京阪道路や名神高速を経由し京都や東京方面を目指すこともできます。その他、市内を通る大阪中央環状線（大阪府道2号線）、大阪外環状線（国道170号線）など数多くの幹線道路を利用して和歌山や奈良方面へもアクセスすることができます。

参照元：八尾市「交通アクセス」

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八尾市でマイホームを検討中の方におすすめエリアを紹介します。

1つ目は、近鉄河内山本駅の周辺エリアです。
近鉄信貴線の起点駅でもある近鉄河内山本駅の周辺エリアは、玉串川沿いの良好な低層戸建て住宅を中心に八尾市内でも有数の閑静な住宅地が広がっています。
駅周辺には、万代やハーベスなどの買い物の施設のほか、数多くのクリニックなどの医療機関が揃っています。
また、八尾市で人気の市立山本南小学校などの校区が含まれ、駅前には数多くの学習塾があります。

2つ目は、近鉄八尾駅の南からJR八尾駅の間、八尾市役所を含むエリアです。
近鉄八尾駅周辺には、アリオやリノアスといった商業施設をはじめ、スーパーや買い物施設、飲食店もかなり多く、生活利便性は市内で最も高い地域です。

また、八尾市役所の周辺には、八尾市のモデル校である市立八尾小学校や市立図書館、八尾市立総合体育館などの行政施設や総合病院が建ち並び、子育て世帯も住みやすい地域といえます。南へ行けばJR八尾駅にもアクセスでき、近鉄線、JR線いずれも利用可能な交通利便性が高い地域です。

3つ目は、JR久宝寺の北側、市立久宝寺小中学校周辺のエリアです。
JRおおさか東線の始発駅でもあるJR大和路線の久宝寺駅は、すべての電車が停車する交通利便性が高い駅です。JR天王寺駅まで1駅、新大阪駅や大阪駅まで直通電車なら30分程度で行くことができます。

駅周辺には、ライフ久宝寺店や業務スーパー、フードマーケットサタケなどの買い物施設のほか、八尾市立病院があり、日々の買い物にも不便はありません。
また、駅北側には、甲子園球場10個分の広さをもつ久宝寺緑地があり、休日のお出かけスポットとなっています。

4つ目は、JR八尾駅の南側エリアです。
国道25号線沿いには、スーパーや飲食店、ドラッグストアなどが数多く集まっており、日々の買い物に不便はありません。
駅周辺には、昔ながらの飲食店も残っており、気分にあわせて選ぶことができます。

5つ目は、近鉄高安駅の周辺エリアです。
高安駅周辺エリアは、公園も多く、落ち着いた住環境が広がる地域です。近鉄大阪線と並行して流れる玉串川沿いは、春になると約1000本のソメイヨシノが桜のトンネルを演出します。
駅前には、サンディや食品館アフロなどの買い物施設もあり、また近鉄八尾駅まで2駅約4分でアクセスできますので、日々の生活にも不便はない地域です。八尾市の人気校区である八尾市立山本南小学校校区が含まれるエリアです。

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八尾市のおすすめエリアをご紹介しましたが、交通や生活利便性が高い地域、特に駅前や国道沿いに家を建てるときには注意すべき点もあります。

駅前や国道沿いは、移動や買い物等の利便性が高い一方、用途地域としては、商業系、工業系の地域が指定され、住宅以外のさまざまな建物が建てられる地域が多くなります。
八尾市においては、近鉄八尾駅ならびにJR久宝寺駅、八尾駅の周辺は商業地域や近隣商業地域が指定されており、将来的にも大規模な商業施設の建設やマンション開発などが行われる可能性があります。

また、JR久宝寺駅周辺は、広く工業地域、準工業地域に指定されているため、工場や危険物を取り扱う施設などが建てられる可能性があります。
新築時の住環境が大きく変わりやすいエリアといえますので、市の都市計画なども踏まえ慎重に判断することが大切です。

参照元：八尾市「都市計画図の検索」

駅前や国道沿いは、低層の一戸建てが建ち並ぶ住居系の地域と比べると外部からの騒音や振動、防犯面の対策も考えたほうがよいでしょう。
八尾市内にも国道170号線（大阪環状線）や国道25号線など、交通量が多い幹線道路が走っており、国道近くに家を建てる場合、防音対策が必要となります。
防音対策としては、断熱性や気密性の高い住宅を建てる、二重サッシや遮音カーテンを採用するなどが考えられます。

また、駅前の施設は不特定多数の人が利用しますので、防犯対策も必要です。
防犯対策の主要なものとして以下のようなものが考えられます。

・防犯ガラスや面格子を取り入れる
・玄関ドアにディンプルキーやリモコンキーを採用する
・玄関や窓の下に砂利を敷く
・防犯カメラ、ホームセキュリティーを導入する

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八尾市は、ものづくりの街として、住宅地以外にも商業地域や工業地域が混在する街です。
注文住宅の土地探しでは、生活利便性、落ち着いた住環境、学校区など、優先順位を決めて進める必要があります。
八尾市に拠点を構えるプライムライフは、ZEH、長期優良住宅以上の断熱性能、耐震性の最高等級である耐震等級3など住宅性能にこだわりつつ、建築家とともに個性豊かな空間づくりにも対応する住宅会社です。
後悔しないための家づくり勉強会、モデルハウス見学などのイベントも随時開催しておりますので、お気軽にお問合せください。

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