即決で決めた、土間から考える家づくり
設計の仕事をされている奥様を中心に進んでいった打ち合わせ。古民家再生、別のハウスメーカーと様々な選択肢がある中で、モデルハウスで見た土間に差し込む光や開放感を自分たちの暮らしに取り入れるための家づくりをスタート。広いLDK〜土間〜吹き抜け〜庭、そして暮らしに直結するレイアウトや収納計画など。すべてがつながり一体感を生み出す、心地よい住まいとなりました。
希望を実現させるための「角地」探し。
ご夫婦がこだわった大きなポイントが、モデルハウスで見染めた「土間と外空間のつながり」でした。それをより良い形で実現するためには、角地で建てることが理想。京都出身でもともとは八尾と地縁は強くなかったものの、こんな家にしたい、住みたいというイメージがあるからこそ、この場所で理想の家を建てることを選ばれました。
心まで広がる、気持ちのいい土間空間。
玄関から入ってくると圧巻の開放感をもった土間が出迎えてくれる。住み慣れても、飽きることなく心を開放してくれることても素敵な空間。お子さまとワンちゃんが気持ちよさそうに、楽しく過ごす光景を見ていると、自然と笑顔になってきます。
玄関扉から土間までワンクッション。
玄関から屋内に入ると、まずは「プレ土間玄関」が。土間を美しく保つための土足エリアとして、またこの玄関がワンクッションあるからこそ、土間に入ったときの感動がより強く演出されているようにも思えます。
おうちの中とは思えない、自由さ。
おうちの中なのに「空が高い」ような気持ちになる。フローリングとの段差も腰を掛けるのにちょうどよく、中にいるのに外で遊んでいるような、だけど家族だけがゆったりと寛ぎの気持ちを保つことができる。
土間が贅沢な一体感を生み出す基点に。
土間〜キッチンダイニング〜リビングが三角形につながる大空間。フローリングと真っ白な天井の「面」が広いから、より一層、空間のまとまりと広がりを演出しています。エアコンも埋め込み型にすることで、すっきりとした快適な空間に仕上げました。
ソファから見る、眩しい光景
リビングスペースと土間は隣接したレイアウト。テレビを見ながらゆっくりしていても、土間のほうに自然と顔が向いてしまう。別々のことをしていても、同じ時間を過ごしているような自然な一体感。
キッチンからすべてが見渡せるレイアウト。
土間・リビング、そして玄関から帰ってくる家族、2階から降りてくる家族が見渡せる位置にキッチンを。遮るものがないから、コミュニケーションもとりやすい心地よいレイアウトです。
ワークスペース 、上下のつながりも。
吹き抜け部分から伸びる階段、その踊り場となる中二階部分には奥様のワークスーペースが。在宅での仕事も快適に、そして1階と2階をつなげる中間地点に空間を設けることで、吹き抜けの広がりがより大きく感じられるデザインになっています。
隠せるキッチン収納
キッチン収納はすべて扉で隠せる仕様に。すっきりとして、のびやかな空間を邪魔しない考えられた設計です。「後輩や友人がしょちゅう遊びに来る」家だから、いつでも片付くことがうれしい。
なんでも仕舞える、フリーな収納スペース
掃除道具やストック品をしまっておける約2帖のウォークイン収納。スティック型掃除機も充電したまま収納できるから、お掃除するときもさっとはじめられる。
素材感際立つ、ちょっと贅沢なバスルーム
建築・住宅関連のお仕事をされるご夫婦ならではの細部へのこだわり。バスルームも石彫がかっこいいこだわりの製品を。脱衣コーナーも可動棚に脱いだものを隠して放り込める、徹底した「映える暮らし」のデザイン。
2つの蛇口が並ぶ、かわいい洗面コーナー
こちらもひとつひとつにこだわりを感じさせる洗面コーナー。朝の忙しい時間でもふたりが並んでゆとりをもって使うことができます。おしゃれな水栓やアクセントになっているタイルも、テンションを上げてくれる大切な要素。
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