大阪府八尾市はどんなエリア?
八尾市は、大阪府の中央東寄りに位置し大阪市に隣接する中核市で、人口は26万人を超えます(2023年9月現在)。都心部へのアクセスが良いため、通勤・通学に困りません。また、伝統的な盆踊り音頭の一つ、「河内音頭」の本場であるほか、古墳や史跡、重要な文化財も多く、歴史ある街です。市内には高安山や大和川などの自然豊かなスポットや、整備された大型公園があり、子育て中のファミリー世帯や若者世帯の定住に向け、地域の防犯に関する取り組みも積極的に行っています。
参考元:八尾市「八尾市の概要」
参考元:八尾市「八尾市の人口関係データ」
参考元:八尾市「第2期八尾市人口ビジョン」
参考元:八尾市「八尾市みどりの基本計画」
参考元:八尾市「第3次 やお防犯計画
参考元:八尾市「八尾市の概要」
参考元:八尾市「八尾市の人口関係データ」
参考元:八尾市「第2期八尾市人口ビジョン」
参考元:八尾市「八尾市みどりの基本計画」
参考元:八尾市「第3次 やお防犯計画
大阪府八尾市の防災マップについて
八尾市は「地震・洪水・土砂災害」などの防災マップをWeb上で公開中です。防災マップは、2013年10月に大阪府から公表された、南海トラフ巨大地震による想定震度(震度6弱)及び最新の防災情報等をもとに策定されました。八尾市は海に面していないため、「高潮」や「津波」による影響・被害想定はほとんどありませんが、市の公式YouTubeで「防災マップの見方」に関する説明動画を掲載していますので、事前に購入を検討している地域をチェックして、災害リスクや近隣の避難施設を調べておきましょう。
参考元:八尾市「やお防災マップ(地震・洪水・土砂災害)」
参考元:八尾市公式Youtubeチャンネル「ハザードマップの見方を撮ってみた」
参考元:八尾市「やお防災マップ(地震・洪水・土砂災害)」
参考元:八尾市公式Youtubeチャンネル「ハザードマップの見方を撮ってみた」
大阪府八尾市の風水害のリスク
八尾市では、大雨による河川の氾濫や山麓部での土石流や崖崩れが発生する危険があります。近年の市内における主な風水害は、平成30年(2018年)7月豪雨が挙げられます。人的被害は無かったものの、床上浸水2箇所、床下浸水4箇所、一部土砂崩落等が9箇所あり、2つの市道が通行止めとなりました。また、同年8月の台風21号では軽傷者10名、重傷者1名と人的被害があり、住家についても1,000世帯以上の一部損壊の被害や、八尾市全域において合計7,800世帯の停電が起こりました。過去の事例からも、風水害による浸水リスクは市全域で高いと認識し、「やお防災マップ(洪水・土砂災害編)」をチェックする必要があります。
参考元:八尾市「平成30年7月豪雨災害について」
参考元:八尾市「平成30年台風21号の被害状況について」
参考元:八尾市「やお防災マップ(洪水・土砂災害編)」
参考元:八尾市「平成30年7月豪雨災害について」
参考元:八尾市「平成30年台風21号の被害状況について」
参考元:八尾市「やお防災マップ(洪水・土砂災害編)」
大阪府八尾市の河川について
市内には、大和川・恩智川・ 平野川・楠根川といった一級河川や、荒川・西水川・空港放水路などの準用河川など、多くの河川が流れています。「やお防災マップ(洪水・土砂災害編)」では、大和川や寝屋川流域河川が氾濫した場合の「浸水ハザードマップ」を公開中です。また、事前のハザードマップの確認と併せてチェックしたいものに河川カメラがあります。洪水等の監視を目的として大阪府が設置しており、いつでも河川の状況を確認できるので、購入を検討している土地近辺の河川カメラの有無は把握しておきましょう。
参考元:八尾市「主な河川・水路位置図」
参考元:八尾市「大阪府河川カメラについて」
参考元:八尾市「やお防災マップ(洪水・土砂災害編)」
参考元:八尾市「浸水ハザードマップ」
参考元:八尾市「主な河川・水路位置図」
参考元:八尾市「大阪府河川カメラについて」
参考元:八尾市「やお防災マップ(洪水・土砂災害編)」
参考元:八尾市「浸水ハザードマップ」
大阪府八尾市の土砂災害リスク
八尾市では、過去の土砂災害による土砂の到達範囲などを勘案して、土砂災害の発生するおそれがある区域を「土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン)」と「土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)」に分けて指定しています。レッドゾーンは、一定の開発行為の制限や居室を有する建築物の構造が規制されているため、購入を検討している土地や周辺の避難経路等が該当区域にないかどうか、八尾市が作成した「土砂災害警戒区域マップ」で詳細を確認しましょう。
参考元:八尾市「土砂災害警戒区域マップ」
参考元:八尾市「土砂災害警戒区域マップ」
大阪府八尾市の活断層について
八尾市に影響があると考えられる活断層は2つあります。
1つ目の「生駒断層帯」は、大阪府の枚方市から羽曳野市までほぼ南北に延びる全長約38kmの断層帯で、八尾市では旧国道170号に沿って市域を通過しています。今後30年以内の地震発生確率は「ほぼ0%~0.1%」で「やや高い」です。
市内の人的被害(死者数)の想定は1,370人で大きな被害が予測されています。
2つ目の大阪府を南北に貫く「上町断層帯」は、大阪府の豊中市から大阪市内の上町台地の西の端を通り、岸和田市まで延びる全長約40kmの断層帯です。大阪市の中心部や人口密集地域の真下を通っており、災害時には大きな被害が想定されています。今後30年以内の地震発生確率は「2%~3%」で「高い」です。
特に八尾市は、「生駒断層帯」地震の影響が大きいと予測され、最大震度想定は6強です。南海トラフ地震と同様に、活断層による大地震の可能性を認識する必要があります。
参考元:地震被害想定・大阪府周辺の活断層について
1つ目の「生駒断層帯」は、大阪府の枚方市から羽曳野市までほぼ南北に延びる全長約38kmの断層帯で、八尾市では旧国道170号に沿って市域を通過しています。今後30年以内の地震発生確率は「ほぼ0%~0.1%」で「やや高い」です。
市内の人的被害(死者数)の想定は1,370人で大きな被害が予測されています。
2つ目の大阪府を南北に貫く「上町断層帯」は、大阪府の豊中市から大阪市内の上町台地の西の端を通り、岸和田市まで延びる全長約40kmの断層帯です。大阪市の中心部や人口密集地域の真下を通っており、災害時には大きな被害が想定されています。今後30年以内の地震発生確率は「2%~3%」で「高い」です。
特に八尾市は、「生駒断層帯」地震の影響が大きいと予測され、最大震度想定は6強です。南海トラフ地震と同様に、活断層による大地震の可能性を認識する必要があります。
参考元:地震被害想定・大阪府周辺の活断層について
大阪府八尾市の地震災害事例
大阪府が発表した南海トラフ巨大地震による八尾市の被害想定は、最大震度6弱とされています。津波による浸水はないとされていますので、津波や高潮など地震による水害のリスクは低いでしょう。地震災害事例については、古くは1510年の河内地震まで記録は遡ります。近年では、1946年の昭和南海地震がありますが、それから70年超経過しており、今後南海トラフ巨大地震が起こる可能性もゼロではありません。大地震に対する備えは十分にしておく必要があります。
参考元:八尾市「文書や発掘調査から探る地震」
参考元:八尾市「文書や発掘調査から探る地震」
大阪府八尾市の液状化リスク
液状化とは、地震が起きた際、地盤が液体化する現象のことです。液状化が起きると、建物を支えられなくなり、傾斜や倒壊、沈下の被害を受ける可能性があります。「やお防災マップ(地震編)」によると、南海トラフ巨大地震では、八尾市の建物被害は液状化だけで4,813棟が全壊するとされています。液状化の危険性は、ほぼ全域に及びますが市内北部・西部が特に高いとされています。
参考元:八尾市「やお防災マップ(地震編)」
参考元:八尾市「やお防災マップ(地震編)」
地域で受けられる保険/保証
大阪府八尾市の罹災証明・被災(届出)証明の発行について
万が一、火災や地震、台風などの風水害によって八尾市内で被災した場合、罹災証明書が発行されます。また、り災に伴う税金の減免などの各種救済・支援の制度があります。市のホームページに掲載された「各種支援制度」を確認し、詳しくは各制度の担当課までお問い合わせください。
参考元:八尾市「火災・災害により被害を受けられた市民の方への各種支援制度」
参考元:八尾市「火災・災害により被害を受けられた市民の方への各種支援制度」
土砂災害特別警戒区域の住宅の移転・補強に対する補助
八尾市では、土砂災害特別警戒区域内の住宅を所有かつ居住されている方が、『区域外への移転』または『既存住宅の補強対策』に対し、その費用の一部を補助しています。
移転等補助金額
除去費:1戸あたり最大 97.5万円
建物助成費:1戸あたり最大 421万円
建物助成費:1戸あたり最大 421万円
補強補助金額
大阪府八尾市のおすすめエリア
八尾市で土地や住宅を購入する際には、災害に備え、土地のかさ上げ(盛り土)や住宅の耐震化、地域によっては液状化の対策を講じる必要があります。
また、地域の安全面についてですが、八尾市の街頭犯罪の認知件数は、2015年に2,075件ありましたが、2019年には 1,050 件に減少しました。凶悪な犯罪は少ないものの、治安に不安を感じる市民もいることから、防犯カメラや防犯灯の設置、環境美化など治安向上のための対策に力を入れています。
また、地域の安全面についてですが、八尾市の街頭犯罪の認知件数は、2015年に2,075件ありましたが、2019年には 1,050 件に減少しました。凶悪な犯罪は少ないものの、治安に不安を感じる市民もいることから、防犯カメラや防犯灯の設置、環境美化など治安向上のための対策に力を入れています。
近鉄大阪線「八尾駅」周辺
駅から徒歩圏内に商店街や「アリオ八尾」、「リノアス」などの商業施設があり、買い物に不便しません。飲食店も多く、大阪市内へのアクセスが良好です。駅の1日あたりの乗降人数は33,559人(2022年11月調べ)と多く、人口が集中した人気エリアのため、市内では地価が高い傾向にあります。
洪水リスクについては、100年に一度の降雨では、床下浸水程度(0.5m未満)の危険度となっています。なお八尾市は市内ほぼ全域が床下浸水程度(0.5m未満)の危険度以上のエリアとなっています。
洪水リスクについては、100年に一度の降雨では、床下浸水程度(0.5m未満)の危険度となっています。なお八尾市は市内ほぼ全域が床下浸水程度(0.5m未満)の危険度以上のエリアとなっています。
近鉄大阪線「久宝寺口駅」周辺
久宝寺口駅は、子育て世帯におすすめのエリアです。電車で30分ほどで大阪市内へ出ることができます。また、近くには大阪府四大緑地の一つ、「久宝寺緑地」があります。園内には「子ども広場」やプール、野球場やテニスコートなど充実しており、家族連れで一日楽しむことができます。また、大型総合病院の「八尾市立病院」が徒歩圏内にあります。洪水リスクについては、100年に一度の降雨では、床下浸水程度(0.5m未満)の危険度となっています。ただし、西久宝寺周辺は床下浸水程度(0.5m以上~3.0未満)のため注意が必要です。
地下鉄谷町線「八尾南駅」周辺
地下鉄谷町線の始発・終点駅で、大阪市内への通勤・通学時に座って移動できる可能性があります。「大阪府中部広域防災拠点」に指定された八尾空港が近いです。駅南側の洪水リスクについては、100年に一度の降雨では、床下浸水程度(0.5m未満)の危険度となっています。駅北側は床下浸水程度(0.5m以上~3.0未満)のため注意が必要です。
参考元:やお防犯計画
参考元:いこいこ!おおさかの公園「久宝寺緑地」
参考元:大阪府「洪水リスク表示図」
参考元:やお防犯計画
参考元:いこいこ!おおさかの公園「久宝寺緑地」
参考元:大阪府「洪水リスク表示図」
家づくりでの風水害・地震・液状化対策
大阪府八尾市でマイホームの購入を検討するときには、風水害や地震による液状化に強い土地選びや対策が大切です。下記のポイントを確認しましょう。
・「やお防災マップ」を見て、各種災害リスクを事前に把握する
・実際に土地を見に行き、周囲よりも低い土地を避ける
・海や河川、山など周辺環境を確認する
・地盤調査を行う
・「やお防災マップ」を見て、各種災害リスクを事前に把握する
・実際に土地を見に行き、周囲よりも低い土地を避ける
・海や河川、山など周辺環境を確認する
・地盤調査を行う
大阪府八尾市でマイホームを建てるなら、「プライムライフ」にお任せください
大阪府八尾市の防災マップ、各種災害の危険性について紹介しました。八尾市は大阪市の近郊都市として利便性の高さがありながら、伝統ある歴史や自然を感じることができる暮らしやすい街です。八尾市で注文住宅を検討中の方は、ぜひ「プライムライフ」にお気軽にお問合せください。
>>大阪府八尾市で災害に強い高耐震住宅を建てるなら「R+house」
>>全棟『耐震等級3』で高耐震住宅を提供できるワケとは?
関連記事:大阪府八尾市の土地価格・相場は? 今後10年の価格推移も予想!注文住宅を建てる際の土地選びのポイント
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>>全棟『耐震等級3』で高耐震住宅を提供できるワケとは?
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