Report.13

素材で遊ぶ、世界観を楽しむ家

カフェを経営するご夫婦が建てた、カフェスタイルの家・・・細かなこだわりをしっかりと積み上げて、どんなカフェよりカフェらしい「心落ち着くやすらぎ」のある、ご夫婦らしい住まいを建てられました。ご夫婦の実現したい要望に、プライムライフのアイデアが重なり、普段の暮らしと好きな空間をうまく融合させた、世界にひとつの暮らしがかたちになっています。

K様ご家族
ご夫婦ふたり
場所
八尾市
敷地面積
94.89㎡(28.70坪)
延床面積
100.03㎡

「自分たちの世界観を、かたちにする家を」

カフェの経営をしながらという忙しい毎日の時間をぬって、雑誌や旅行先で撮った写真で、自分たちのイメージを作り手に念入りに伝え、そしてそれをプライムライフが汲み取る。理想の実現と、予算も踏まえた実現方法をともに考えながら、予想以上のできあがりを感じる部分もたくさん。ご夫婦のやさしい人柄を感じさせる、心やすらぐ住まいです。

キューブ型とルーバーのアクセント。

キューブ型の白い外観はご主人のご要望のひとつ。白いキューブはシンプルで圧倒的な存在感を演出してくれますが、そこにウッドルーバーを加えることで、より個性的に、そして内観デザインとのつながりがうまれ、より我が家らしさを出していくことができました。

ひとつひとつの「モノ」が活きる空間に。

ただカフェスタイルにということでは収まらないご夫婦のこだわり。ここにおきたいモノ、ここに飾りたいモノ、お気に入りのモノたちが浮かないよう、そしてせっかくの空間の邪魔にならないよう。念入りな打ち合わせと世界観・イメージの共有をしっかり積み重ねて、オリジナルな雰囲気を仕上げていきました。

素材で遊ぶ、暮らしやすさと、世界観の両立を。

細部にわたる統一した世界観をやりきる。

ご夫婦お気に入りの小物や時計、キッチンツール、そして照明や家具。様々な要素が並ぶ空間は、要所要所の棚の作り方、素材の使い方、壁紙アクセントの貼り方、細部に渡って統一したルールを設けられ、それがこの世界観をつくる大切な要素になっています。空間全体のイメージを共有できたからこそ、細部にまでこだわることができた家づくりです。

カフェらしく、家らしく。

自分たちの世界観を住まいに当てはめていく作業の中にも、当然ながら「家」としての機能はきちんと持ち合わせられるようにしなければいけません。
レイアウトはキッチン〜ダイニングを横付けにする、効率のいい導線に。広々とした空間をとりながら、その広さを徹底的に活かすために、素材の品質・バランスにこだわりをつくし、個性的だけで機能性を失わない家づくりを目指していきました。

ど真ん中のスケルトン階段を提案。

カフェライクなキッチンダイニングと、また少し雰囲気を変えたリビングスペース。その間には2階につながるスケルトン階段を提案しました。壁ではなく、スケルトン階段が空間を緩やかに分けるようになっていて、コミュニケーションがとりやすい一体感を残しつつ、それぞれの雰囲気を混在させない仕上がりになっています。

施主様と施工者のこだわりコラボレーション

本物のレンガをつかった壁面アレンジ

キッチン・ダイニングの背面の壁には本物のレンガを廃材として手に入れ、それをスライスして左官で壁に貼り付け・・・レンガの味に徹底的にこだわったのは、空間の質をより高めようという大工のこだわり。住まいの中の顔になる風景だからこそ、細かなポイントにこだわりご夫婦の期待を超える仕上がりに。

ツールを掛けるバーまで、特別なこだわりを。こだわりの壁にはこだわりのツールバーで、とことんオリジナルな空間に仕上げていきました。

細部にわたる統一感がより空間を引き立てる。カウンターの立ち上がり部分には、キッチンカウンターの面と同じデザインをチョイス。ちょっとした統一感にこだわるだけで、空間全体としての仕上がりが格段にあがります。

マガジンスタンドとなっているカウンターキッチンの面部分。実はこの壁面の柄は壁紙です。強度やメンテナンスとコスト面のバランスを考えて、無理をすることなく代用することで、こだわりをあきらめずに実現する方法を提案しました。

「一番のお気に入りスポットです。」

ご主人がお気に入りと笑顔を見せてくれたダイニング横のカウンター。休日はコーヒーを飲みながら本を読んだり、考え事をしながら書き物をしたり、心落ち着く自分らしい時間を過ごされているとのこと。窓から柔らかい光が入るのは、窓の前に設けられたウッドルーバーのおかげ。道路からの視線を遮りながらも、外空間をしっかり感じる開放性とプライバシー性を両立させた設計。

2WAYアクセスの土間収納

リビングからも玄関からも立ち入ることができる土間収納。シューズクロークとして日常の暮らしやすさもさることながら、お店で普段は使わない用具や日常のストッカーとしても幅広く活用できるところがポイント。コードレス掃除機の置き場所・充電も考えておくと、暮らしが始まって悩むことのない収納が可能になります。

お母さまのための細かな気遣い

泊まりに来る、また将来的に同居するかもしれないお母さまのために、畳の和室スペースを設けました。少し小上がりになっていると、座りながら用事をしたり、一度腰掛けて布団に入るなど、生活がしやすくなるメリットも。またすべり出し窓を設けることで、座ったとき、寝転んだときに坪庭が目に入る空間としての抜け道をつくる工夫もしています。