注文住宅を建てる際に知っておきたい間取りの種類
住宅の間取りには、大きく分けると「ぶどう型」と「りんご型」の2種類に分類されます。まずは、この2種類の間取りについて、詳しく解説しましょう。
廊下を設置した「ぶどう型」
「ぶどう型」の間取りは、壁で仕切って部屋を多く作り、廊下で繋げたスタイル。廊下が「枝」で、各部屋が「ぶどうの実」のように見えることからついた呼び名とされています。欧米の影響を受けて誕生した間取りで、用途別に部屋が分かれており、廊下がある点が大きな特徴です。
無駄を省いた「りんご型」
「りんご型」は、空間がつながっているように設計された間取りで、廊下は作らず壁や間仕切りなどをうまく活用して部屋を作るスタイルです。スマートフォンやパソコンといった便利なアイテムが普及し、同じ家に住んでいる家族との関わりが少なくなった現状を打破するための現代ならではの間取りといえます。ダイニングやキッチン、リビングなどがひとつの空間にまとまっていることが大きな特徴です。また、吹き抜けの天井を作り、1階と2階がつながっているかのような間取りに設計するパターンなど、バリエーションが豊富にあります。
おすすめはりんご型!メリットをチェック
注文住宅を建てる際、近年注目を集めている「りんご型」の間取り。具体的にはどのようなメリットがあるのかをチェックしていきましょう。
家族との距離が近い
「りんご型」の間取りでは、ダイニングやキッチン、リビングをひとつの空間にまとめる、1階と2階をつながった空間として設計するといった特徴から、家族との距離が近いというメリットがあります。そのため、コミュニケーションがとりやすい、住んでいる全員の様子がうかがいやすいといった点から、家族の一体感が生まれるつくり。家族それぞれが好きなことをして過ごしていても、すぐ近くに存在が感じられ、精神的な温かさや安心感が得られやすい間取りです。
無駄を省いた設計が叶う
「りんご型」の間取りでは、基本的に廊下を設置しません。そのため、限られたスペースを最大限有効活用することができます。つまり、開放的で広々とした空間づくりを実現しやすいということ。土地を有効活用し、できるだけ広々とした空間を確保したい方にぴったりな間取りです。
空き部屋ができるリスクが少ない
注文住宅を建てると、ほとんどの場合長きにわたってその家で生活します。すると、ライフステージが変化するにつれ、子どもたちが巣立っていくことなどが考えられ、空き部屋ができてしまうリスクがあります。しかし「りんご型」の間取りであれば、仕切りや廊下がないため、趣味の部屋や収納スペースとして活用しやすいのです。「りんご型」の間取りと一緒に、将来を見据えた設計を取り入れることで、いつまでも無駄のない空間で生活できます。
りんご型の注文住宅を建てる際のポイント
ここからは「りんご型」の注文住宅を建てる際に注意したいポイントをご紹介します。
住宅性能に注意する
断熱性や耐震性、省エネ性や気密性といった、住宅そのものに備わった機能のことを住宅性能と呼びます。「りんご型」の間取りでは、ダイニングとキッチン、リビングが同じ部屋、吹き抜けで2階までつながっているといったように、ひとつの空間が広く設計されているのが特徴。そのため、空調が効きにくいと感じることもよくある悩みです。また、廊下や壁を少なくしたことで住宅の強度が心配になる場合もあります。そこで注文住宅で「りんご型」の間取りを取り入れる際には、住宅性能にも十分配慮して設計を行うことが大切です。「プライムライフ」では、高性能を追求した快適で高耐久な住宅を提供しています。
>>参考コラム:八尾市の注文住宅で気になる性能とは?地域の特性に応じた家づくりを解説
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生活・家事動線に配慮する
複数の空間がひとつにつながっている「りんご型」の間取り。一見、生活・家事動線は良いように感じますが、きちんと考えて部屋を配置しなければ、生活しにくいと感じることもあるため要注意です。水回りを1カ所にまとめる、玄関から目隠しになる位置にランドリーやバスルームを設置するといった点に配慮してみてください。
必要な収納スペースはしっかり確保する
「りんご型」の間取りの特徴を活かして、できるだけ広々とした部屋を作ろうと、収納スペースを削りすぎないように注意しましょう。必要な収納スペースがない場合、リビングやダイニングといった生活スペースに物があふれ、ごちゃついてしまいます。片づけたい物がきちんとしまえるだけの収納スペースをしっかり確保して設計し、施工に進みましょう。
八尾市でりんご型間取りの注文住宅を!地域区分もチェック
八尾市の地域情報と、家づくりの指標となるZEH基準のUA値をご紹介しておきましょう。
八尾市とはどんな場所?
八尾市は、大阪府の中心部の東寄りに位置しています。西側は大阪市に、北側は東大阪市に隣接しており、利便性の良いエリア。八尾駅を中心に「スーパーサンコー植松店」や「フレッシュマーケット アオイ JR八尾駅前店」など、ショッピングスポットもあります。一方で自然も多く残り、瀬戸内海式気候に属した温暖な地域で、住みやすさが感じられます。
参考元:八尾市|八尾市の概要
参考元:国土交通省|地域区分新旧表
>>参考コラム:八尾市の住みやすさは?都心へのアクセスや注文住宅を建てるおすすめスポット5選
>>参考コラム:八尾市の治安は?安心した家づくりができるエリアについてもご紹介
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八尾市のUA値
数値が小さいほど熱が逃げにくいことを表すUA値。断熱性能に優れているかどうかをチェックする際に参考になる数値です。そんなUA値は、一年を通して一次エネルギー消費量を実質ゼロにする住宅、ZEHを取り入れる際に必要な基準。UA値は地域ごとに求められる数値が決まっており、全6段階に区分されます。八尾市の地域区分は「6」で、ZEH基準における具体的なUA値は「0.6」。これを参考に注文住宅の設計を依頼しましょう。
>>参考コラム:八尾市で注文住宅を建てる際に重要な断熱性能とは?室温や光熱費の違いも解説
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八尾市でりんご型間取りの注文住宅を建てるならプライムライフへ
注文住宅を建てる際には、家族のつながりをより深く感じられる「りんご型」の間取りがおすすめです。開放的で広々とした家づくりが叶います。住宅性能や生活・家事動線、収納スペースの確保などに配慮しつつ、理想的なマイホームを手に入れましょう。注文住宅の建設を八尾市で考えている方は「プライムライフ」にお任せください。八尾市・藤井寺市・岸和田市を中心に、住宅性能に配慮したデザイン性のある注文住宅を手がけています。快適でおしゃれな間取りの住まいを一緒に完成させましょう。